多読の最初の一冊に「Le Petit Nicolas」

仏語の本も読んでみたいなーと、かなり昔に買った「Le Petit Nicolas」が本棚から出てきました。

Le Petit Nicolas表紙

その時はまだ仏語力が乏しすぎること甚だしく、結局全然読まなかったのですが、今開いてみると、結構面白い。当時ちゃんと取り組まなかったことがちょっと残念です。

フランスでは子供用の本ではありますが、仏語学習者にもとてもいいと思います。

Le Petit Nicolasシリーズは現地でもとても人気で、誰もが知っている国民的キャラクターです。日本で言えば、「ちびまるこちゃん」的存在ではないでしょうか。

petit nicolas看板

photo by Carlos Y.

文法や単語はそんなに難しくない

物語は、タイトルの通り主人公のニコラ君が、学校や放課後などでの出来事を、誰かに話しているような感じで進んでいきます。

よって、大部分がpassé composé(複合過去形)またはimparfait(単純過去)、そして会話の部分はprésent(現在形)または時々futur simple(単純未来)などの時制で書かれています。ごく稀に、subjonctif(接続法)も出てきますが、わからなくてもそこまで問題がないレベルでしょう。

単語もLe Figaroなどに出てくるような難しい語彙は当然ないので、中級以上の方なら読めるはずです。

短編集スタイルで、読みやすい

一冊の本の中に、8~9ページ程度の短編がいくつも入れられているので、時間がある時にさっと読みやすいのも魅力です。

しかも、そのうち1、2ページは挿絵に使われているので、実質6~7ページ。単語を調べながらでも、結構すぐに読みきれてしまいます。

Petit Nicolas 挿絵

フランスらしい品のある挿絵も、すごくかわいらしいんですよねー。

とにかく登場人物がかわいい!

ニコラ君の日常には、色々な同級生が出てくるのですが、それが子供らしくおバカな行動ばっかりしていて、とてもかわいいんですよ。

そして、それにいつもぷんすかしているクラスの先生(笑)。いきなり最初の話では、ある生徒への罰として「動詞の活用」をさせるという・・・。リアルです。

なんだかフランスの子供たちの様子が目に浮かぶようで、とてもほんわかします。

初めの一冊に、オススメ

ペーパーバックで、Amazonでは1,000円位で購入可。私は新宿の紀伊国屋の仏語本コーナーで買いましたが、同じ位の価格でした。

petit Nicolasペーパーバック

いきなり仏語で「L’étranger:異邦人」や「Bonjour tristesse:悲しみよこんにちは」を読むのは結構ハードルが高いですが、この「Le Petit Nicolas」は面白く読みやすいのでオススメです。

Le Petit Nicolas (Folio)

  • 出版社 Gallimard
  • 著者 Rene Goscinny
  • 発売日 1973/4/26

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