「コミュニケーションのためのフランス語発音法」の感想

アマゾンでも高評価の「コミュニケーションのためのフランス語発音法」。英語の学習をしていた時から、発音習得の重要性を感じていた私は、仏語でも発音を学びなおそう!と思い立ち、数ヶ月前に買ってみました。

一通りやってみての感想。

フランス語発音法

「何だか発音の練習のさせ方がイマイチしっくりきません。」

英語でも発音本で発音練習の経験ありだけど・・・

私は英語を勉強していたおよそ10年ほど前は、「英語の発音がよくなる本」(現在はDVD付きだけど、当時はCDのみ)という本を使って発音を身につけるため努力しました。

その発音本をひたすら毎日20分x2ヶ月を繰り返した結果、海外旅行でも「あなたはアメリカ人ですか?」とアメリカ人に聞かれるくらい(ま、お世辞か新手のナンパでしょうけど)!?、発音が上達するという、まずまず満足の成果に。

本の作りが本当に素晴らしく、一つ一つの発音記号についてそれぞれ2~3ページにかけて練習をみっちりやってくれるという「1音集中型(勝手に命名)」で、それぞれの音の違いがよくわかるようになりました。

余談:最近は英語の発音本もかなり増えました。ピンきりでしょうが、選択肢が増えることはいいことです。

非常に良かった英語の発音本と比べてしまう

一方でこちらの「コミュニケーションのためのフランス語発音法」、どうしても「英語の発音がよくなる本」のつくりと比べてしまうのですが、お値段の割にとても物足りない。

もちろん、英語の時と同じように毎日20分x2ヶ月やれば結果はついてくるのだとは思うのですが、日本人にとって似たように聞こえる発音3~4種類を一度にまとめて説明&練習のスタイル故か、どうしても一つの音への理解度が落ちてしまう(ように私は感じております)。

フランス語発音法の1ページ

イントネーションを学べる点は◎

一方で、良いのはフランス語のイントネーションを例文で学べる点でしょう。ただ仏語のイントネーションはそんなに難しくなく、上級レベルになってから買った私には、これと言った発見はありませんでした。英語の方がイントネーションが難しいです。

という訳で、数少ない仏語の発音本の中では良い本かもしれませんが、素晴らしい英語の発音本と比べてしまうと「改善の余地十分にあり」ではないかという感が拭いえません。

感想まとめ

ディクテをしていて思いますが、聞く分には、フランス語は英語より発音が難しくないと思います。と言うのは、英語と違い、知らない単語でなければ、ほぼ聞き取れるからです。

英語だとこうはいきません。特に前置詞や発音の飲み込みの部分は、単語やイディオムを知っていてもそのように発音しているようになかなか聞き取れないように思います(以前は英検1級を目指そうと、一時期CNN English Expressを購読していて、ディクテーションをやっていました)。

ですので、フランス語の発音で学習すべきポイントは、やはり自分が正しい口の形で発音できているかではないでしょうか。特にœil[œj]やyeux[jØ]あたりの発音は、日本人にはとても難しいです。よくフランスの語学学校の先生に直されていましたが、違いが全然わかりませんでした。

フランス語も発音の本の選択肢が増えるといいですね!

コミュニケーションのためのフランス語発音法

  • 駿河台出版社
  • 著者 阿南 婦美代, E・ガンブルティエール
  • 価格 ¥ 3,456
  • 発売日 2005/04

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