通訳ガイドは資格不要に!2017年に規制緩和を実施予定

皆も読むなるという「日本経済新聞」といふものを、私も読んでおります(紙媒体のほう)。

で、本日(2016年9月18日・日曜日)の朝刊。来ました。

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訪日客増へ観光競争力

ガイド、資格不要/旅館がツアー企画 来年、規制緩和

政府は訪日外国人客を一段と増やすため、観光の規制緩和やインフラ整備を急ぐ。訪日客向けの有償ガイドを無資格でできるようにするほか、ホテルや旅館が地域を周遊する旅行ツアーを販売しやすくする。大型クルーズ船が寄港できる港湾の整備や、道路や鉄道の行き先表示の多言語化などにも対応。訪日客に日本での楽しみ方を増やす狙いで、2017年に集中的に実施する。

訪日客は15年度に2000万人を突破した。政府は20年…

2016/9/18付 日本経済新聞 朝刊

いやはや、日曜日の朝からちと面喰いました。そういう流れでありそうな感じは、なんとなく受けていましたが・・・

以前、当サイトでは「英語試験がTOEIC840点で免除に」という記事を書きました。

TOEIC840点以上で通訳案内士の試験(英語)が免除に(2013年12月21日)

英語の通訳案内士を増やすのには良かったのでしょうが、他の言語が足りない・都市部に集中しすぎている、という問題があり、観光立国を目指す日本の足かせになっているようです。

記事の骨子

私なりにまとめてみますと、こんな感じです。

  • 資格なしで有償ガイドが出来るようにする
  • ただし悪質ガイド排除のため仕組みを作る
  • 通訳案内士の資格は残す
  • 16年度中に法改正案を国会に提出

現在の通訳案内士は英語が70%

記事によれば、現在の通訳案内士は英語が約68%。登録者も3/4が大都市を拠点とするなど偏在が顕著だそうです。

つまり、英語以外の需要や、昨今のYouたちの「地方を見たい」需要に対応しきれていない。

ある意味、地方在住のフランス語学習者の我々にはチャンスじゃないでしょうか?(中国語や韓国語のほうがチャンスは大きいとは思うけど)

もちろん、通訳ガイドをするにあたってのガイドラインや仕組みなるものが、どのようなものか注視する必要はあります。悪質な人が増えたら「やっぱり資格者のみ」となるかもしれませんしね。

その他の規制緩和も

通訳ガイド以外にも、多くの規制緩和を実施予定だそう。

  • 旅館がツアーを企画
  • 大型船が来る港に入国審査
  • 民泊
  • ビザ緩和など

Airbnbは既に議論になっており、ご存知の方も多いでしょう。

既得権益者の反発も予想されますが、厳しい規制はアメリカのような新興企業が成長するのを妨げ、結果として日本企業の国際競争力を落とします。

というわけで私は規制緩和に賛成ですが、悪徳業者がはびこらないような、きちんとした仕組みづくりを期待したいところです。

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