日本とフランスの「地球幸福度指数」を見てみる

毎週水曜日夜にNHKで放送されている「スーパープレゼンテーション」(ちょうど、「テレビでフランス語」の放送の直前)、英語の勉強+教養にもなるので、私も毎週欠かさず見ています。

その「スーパープレゼンテーション」の前回放送で取り上げられていたのが「Happy Planet Index(地球幸福度指数)」という幸せ度の基準です。

ブータンでは、以前から「国民総幸福度」を政策に取り入れていたり、近年ではイギリス政府が国民の幸福度を政策に組み込むなど、経済発展だけでは満たされない、本当の豊かさを求める為の動きが高まっています。

「地球幸福度指数」は、国民が幸せに感じているかどうかに加え、持続可能なエネルギーを使った暮らしをしているか(つまり地球に優しい暮らしをしているか)を加えたランキングになっています。

番組では日本の順位などについては、ちらっと紹介するだけで終わっていましたが、いやはや、調べてみると結構面白い。

ちなみに番組の冒頭では「世界で一番幸せな国は?」との問いに、「フランスかな?」と答える街の人の様子も放送されました。もちろん、フランスに住んだことのある方なら突っ込みたくなるでしょう・・・「それはない」(笑)。

日本の「地球幸福度指数」の順位は

消費税8%一面記事

さて、番組ではさらっと紹介されていましたが、 日本の地球幸福度指数の順位は、調査111カ国中45位です(2012年)。

参考:Happy Planet Index – Wikipedia(英語)

このWikiによれば、なんとまあ「経済5大国の中では最高順位」だそうですよ(ちなみに、5大国は日本のほかに、ドイツ・フランス・中国・アメリカが挙げられている)。

日本は3つの基準のうちの「Life expectancy(平均寿命)」が、世界111カ国中1位のため、他の「Experienced Well-being(幸福感)」と「Environmental footprint(環境負荷)」が真ん中あたりであるにも関わらず、総合すると若干真ん中よりも上になっているようです。

ちなみに、アジアでの最高位はベトナムで2位。続いてバングラデシュが11位、インドネシアが14位です。

「地球に優しいかどうか」が焦点とされる「Environmental footprint(環境負荷)」がランキングの指針に入るため、「経済大国」と呼ばれる国々は、上位に入るのは難しいのかもしれませんが、やれ自然を破壊してインフラ作りをしたり、やれ放射能汚染水を垂れ流ししたり、そういうのがなくなって、今の子ども達やその子ども達もハッピーに暮らせる国に、日本もなって欲しいですわ!

で、フランスの「地球幸福度指数」の順位は・・・

パリのサクレクール

フランスに住んでみると、「フランスは夢の国じゃない」ということに、ほとんどの皆さんは気付かれると思います(笑)。私はパリではなく地方都市にいましたが、それでも、「文句をぶつくさ言っているフランス人って結構いるんだなー」と感じてました。

というわけで、上記Wikiによればフランスの順位は111カ国中50位です(2012年)。案外、日本と変わりません。

「Experienced Well-being(幸福感)」は、日本よりむしろ上です。文句をぶつくさ言っている人は多いけど、日本人みたいに病んではないですものね。長期のバカンスもありますし。

「Life expectancy(平均寿命)」は日本とほぼ変わりませんが、「Environmental footprint(環境負荷)」が日本より劣るため、50位という順位になっているもよう。

Environmental footprintの算出方法はこちらあたりが参考になると思いますが、日本のほうがフランスよりも都市化していると思うのに、ちょっと不思議なところではあります。

まとめ

そんなわけで、日本にいようがフランスにいようが、ぶっちゃけ「地球幸福度指数」はたいして変わらないようです。日本人がフランスに行くと、役所や銀行でイラつく頻度が高くなるため(笑)、幸福度は下がり気味になるかもしれません!?

上記のTEDでのスピーチの最後には、「個人レベルで出来る、地球幸福度指数を上げる方法」について5つの提案があります。非常に素晴らしいスピーチなので、興味がある方は是非チェックしてみて下さい。

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