フランス語学習者のあるある

フランス語を勉強していると、色々と感じることがあります。

他の学習者の方々にも「あるある」と言って頂けるかは全くの不明ですが、私の「あるある」はこちらです。

1. 英語を話そうとすると、仏語が出てきてしまう

英語と仏語は、語順が似ているので、普段仏語ばかり使っていると、いざ英語を話そうとした時、英語より先に仏単語が無意識に出てきてしまうという悲劇(?)を、特にフランスにいた時に体験しました。

これは英仏語の両方が自分にとって外国語だからではなく、フランスで同じ語学学校に来ていたアメリカ人、つまり英語のネイティブにも発生していました。

私はどちらかと言うと英語の方が運用能力が上ですが、フランスにいてフランス語を話している間に、言語の運用のために同じ脳の領域を使っていたのかもしれません。ただ、最近では英語も話す機会も増えたので、英語でも一旦話し出せば、フランス語が出てくることは殆どなくなりました。

逆に、フランス語を話すときに英語が無意識に出てくることは、私の場合はありません。話している間、仏単語がわからなくて、「英単語だと○○なのに~」ということは多々ありますが・・・。

2. 英語力がアップする

以前、「仏語を勉強すると、英語力も上がる?」という記事も書きました。実際、フランス語を勉強して英語力も上がっている人は、少なくないように思います。

例えば、ラテン語起源の英単語の由来が、フランス語を学ぶことによって、より理解が深まることもその一つです。これはフランス語に限らず、スペイン語やイタリア語の学習者の方々も感じるところではないでしょうか。

また、英語をアウトプットする能力が、1に挙げた「使っている脳の領域」にも関係しているような気がします(私は脳科学者ではないので詳しくはわかりませんが・・・)。

英語とフランス語は文法・語彙ともに共有しているところも多いので、「英語で考える」能力が、「フランス語で考える」能力の土台になり、フランス語を使っているうちに、脳の同じ部分を使うためについでに英語力もアップするという、一石二鳥の効果が出たのではないか・・・?

というのが、一応(脳科学ではないけれど)理系だった私の予測です。

3. スペイン語とイタリア語も勉強したくなってくる

フランス語を勉強し始めると、同じラテン語系のスペイン語やイタリア語などにも興味が湧いてきます。

耳で聞くとあまりわかりませんが、同じ言語ファミリーなだけあって、単語や文法は似ています。スペイン人の友達も、イタリア人とお互いの母語で何とか意思疎通ができなくもない、と言っていました。フランス語では、その二つの言語とは意思疎通が難しそうですが・・・。

私はフランス滞在中に2回、更に帰国してからも1回行ってしまうほどイタリアにはまり、NHKのラジオ講座でイタリア語をかじりました。語彙はとても似ていますが、細かい所で文法が違うので、結構戸惑います。

NHKまいにちイタリア語テキスト

例)私の本
フランス語:mon libre
イタリア語:il mio libro

イタリア語では、所有形容詞の前にも定冠詞が必要。仏語学習者には非常に違和感を感じさせます。比較級・最上級なども、イタリアらしい文法ですよね。ピアノを習っていた時のことを思いだします・・・「フォルテッシモ」とか・・・。

たまに、名詞の性が仏・伊で違うこともあります(例:「海」la mer/il mare)何なんでしょうね、この違いは。面白いです。

一筋縄ではもちろん行きませんが、お隣の言語も学べば、(ラテン系言語の中の)フランス語の位置というのもわかってきて、とても興味深いです。

フランス語・イタリア語・スペイン語が同時に学べる本

  • ナツメ社
  • 著者 伊藤 太吾
  • 価格 ¥ 1,976
  • 発売日 2006/04

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