※外部サイトへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれている場合があり、購入や会員登録の成約などから、当サイトが収益化を行うことがあります。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。
フランス語を学ぶ以前に、私は英語を勉強していました。理系卒ですが、社会人になってから英検準1級まで取得。
フランス語を学べば学ぶほど、英語の力(とくに語彙力)のUPを実感します。
英語を勉強されている方にも、仏語などのラテン語系の言語の学習はオススメですよ!
仏語学習で英語力も上がる理由(素人目線)
まずはフランス語の歴史から・・・
英語は、実はフランス語の影響を多大に受けている言語です。
遡るは1066年のノルマン・コンクエスト。ノルマンディー公のギョームが、イングランドの王位継承を争って勝利。ギョームはイングランド王ウィリアム1世となり、ノルマン朝が誕生しました。
フランスのノルマン人が支配階級となったことで公用語がフランス語となり、当時の英語が大きく影響され、ドイツ語のようなゲルマン語系にある屈折変化がなくなったと言われています。
それを踏まえて次に行ってみましょう。
英単語の接頭辞や語幹が、仏語(ラテン語系)の基礎単語に近い
フランス語を勉強してみての英語への相乗効果として、私の場合はとくに「語彙の記憶力」が強化されたように感じます。(フランス語に限らずラテン語系の言でも良かったと思います)
例:英語のpresent(形容詞「出席している」)の場合
ジーニアス大辞典によると、語源について以下のように書いてあります。
present
初14c;ラテン語 preaeesse(近くにいる).pre-(前に)+-es(ある、存在する)+-ent(状態)ジーニアス大辞典
フランス語(その他、イタリア語やスペイン語などのラテン系言語)を知らないと、「ふーん」で終わってしまうかもしれません。
しかし、フランス語を勉強すると、ピーンと来ます。
- pre-(前に)→ près (副詞:近くに)
- esse (ある、存在する)→ être(動詞:ある、存在する)

うわー、似てる!
ちなみに、仏語の「être」にあたる言葉にイタリア語では「essere」がありますので、もっと近いですね!(スペイン語では「ser」です)
もし英語で「present」意味をズバリで憶えていたとしても、フランス語などのラテン系言語を勉強していると、このような言語の繋がりを発見することが非常に多いです。
語学学習のコツがわかっているので、次の言語も効率よく勉強できる
一度ある外国語を自力である程度習得した方であれば、どのように言語を勉強すれば良いか、その勉強方法がわかりますよね。
そう、「経験」です。
しかも、フランス語は英語と非常に似た言語。アルファベットも同じですし、SVOの語順や語彙にも共通点が多いです。
もしこれがアラビア語やロシア語など、言語グループだけでなく文字も異なる言語であったらハードルは高くなりますが、その点ではフランス語は英語習得者への敷居が低いです。
それでいて、英語力への相乗効果も期待できるので、第二外国語としてはオススメできます。
ちなみに私は、大学での第二外国語ではドイツ語を選択しました。ドイツ語も英語と似ている点がある言語ではありますが、格変化も難しく、テスト後にすべて忘れてしまったタイプです・・・
英語が簡単な言語に感じられるようになる
これは本当に、しみじみ感じます。

英語とは、なんとシンプルな言語なのだろうと・・・。
フランス語だけでなく、他の言語でも同じだと思いますが、フランス語をやってみてはじめてわかった英語の簡単さと言えば・・・
- 日常会話の語彙が少なくてすむ
- 名詞や形容詞に女性・男性の区別がない
- 動詞の変化もシンプル
- 覚える時制が少なくてすむ
などです。
逆に、フランス語は英語よりも上記について難しさがある、とも言えます。
例:語彙(とくに動詞)
英語 | get、have、goなどの基礎動詞に、upやoutなどの副詞を組み合わせて動きを表現することが多い |
---|---|
仏語 | 英語でget up、get down、get outなどと言う時、フランス語ではすべて違う動詞になる |
フランス語のほうが英語に比べ、覚えるべき動詞が圧倒的に多いです。しかも、それぞれで活用があり、たくさんの時制でまた異なります。
また、フランス語を勉強しはじめて間違いなくつまづく「名詞の性」を勉強した時には、「英語ってなんてシンプルな言語なのだろう」と誰もが思うはず。
結果的に、フランス語を学び始めてみれば英語への心理的ハードルが大幅に下がります。

英語を再勉強する時には「フランス語はあんなに難しかったんだから、英語なんてもっとできる!」というポジティブな気持ちになれますw
ほとんど試験対策しなかったけど、TOEICの点数が上がった
TOEICで810点を取ったあと、英語はあまり勉強していなかったので「下がったら嫌だな」と思いつつある年に受けたTOEICは、30点アップの840点でした。
すべての方が同じ結果になるとは言えませんが、私の場合はTOEICの点数がほぼ何も対策せずに上がった(少なくとも大きく下がらなかった)ので、フランス語学習を続けていたおかげなのかな?と。
デメリット?仏語と英語の切り替えを瞬時に行うのが難しい
英語力への相乗効果も見られたフランス語学習ですが、実は、不便さも感じることがあります。
それは、

フランス語を話している時に、急に英語に切り替えられない・・・
ということです。私だけでなく、アメリカ人のクラスメイトも言っていました。
最初から英語を話しているシチュエーションでは問題ありません。切り替える時に起こります。
仏語から英語に切り替えるシチュエーションなんてそうそうない!と言ってしまえばそれまでかもしれませんが・・・
フランスに住んでいた時、もちろん日常会話はフランス語。ですが、語学学校でアメリカ人やイギリス人と友達になると、ときどき英語を話すシチュエーションになったりします。
そんな時、とっさに英語が出てこない!
英語を話そうとするのに、頭の中では英文を組み立てようとしているのに、無意識にフランス語が被さってきてしまうのです。回路が上手く切り替わらないんですよね。
私の場合、この逆のパターン(英語を話している途中でフランス語に切り替える)はなぜかほぼ起こりません。もしかすると、外国語の土台として英語が出来上がっていて、その上にフランス語脳が構築されているからかもしれない、と理系の私は考えたりしています。
まとめ
私は今ではすっかりフランス語に取り憑かれていて英語はほとんどやっていませんwが、ときどき英語を話さなければいけない場面でもほぼ問題ないのは、仏語学習を続けているからかもしれないですね。
英語を習得したというのは大きなアドバンテージでもあります。是非、フランス語にも挑戦してみてください!